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祇園祭 山鉾巡行 2016 穴場情報!交通規制情報!

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山鉾巡行 穴場 御池通

チラッと雰囲気だけでも見られればいいというのなら、日除けは一切ありませんが最後の新町御池がいちばんの穴場となります。

しかし、山鉾を担いでいる方々の疲労度はピークなので、若干お疲れ気味だという声があるのはご容赦くださいね。

前祭と後祭では巡行路に若干の違いがあります。

前祭(さきまつり)は、四条烏丸四条河原町河原町御池 ⇒ 新町御池という順に進み、後祭(あとまつり)は、烏丸御池河原町御池 ⇒ 四条河原町四条烏丸 という順番です。

四条烏丸から四条河原町にかけての四条通りは、直射日光を遮ることができるアーケードがあるため、女性に人気があって観客が多く集中しているエリアとなります。

特に四条河原町は交差点の角に高島屋があり、暑さにやられる人が駆け込む絶好の場所となっているので、場所取り合戦は壮絶です。

何時間も場所取りしたくない、けど辻回しはバッチリ見たい、というなら、後祭の有料観覧席を発売日当日にゲットしましょう。

開始が9時となっていますが、事前におこなわれている巡行順の確認でもある「くじ改め」や、長刀鉾の稚児による「注連縄(しめなわ)切り」などの行事も行われます。

先頭の長刀鉾の各辻回し時間は、2015年の例では四条河原町が9時30分頃、河原町御池が10時15分頃、新町御池が11時30分頃となっており、2016年も大体このような時間でしょう。

最後の山鉾が新町御池に到着するのは13時頃となりますので、すべての山鉾を見ようと思うと、約2時間ほどはみておく必要があります。


後祭

烏丸御池を出発するのが9時30分頃で、四条烏丸へ到着するのが11時50分頃となっています。

また、後祭では山鉾巡行に加え、花笠巡行も行われますが、こちらは10時に八坂神社前を出発し、11時45分頃に八坂神社へ戻ってきます。

両方見られるポイントは、四条通り沿いの河原町通りと寺町通りの間、御池通沿いの河原町通りと寺町通りの間、河原町通りの御池通りと四条通りの間となります。

御池通りには有料の観覧席が設けられます。出発後のくじ改め・注連縄切は巡行コースの中でも身動きが取れないほどの混雑となります。一番人気は四条河原町通りですが、混雑を避けるなら四条新町・四条室町がおすすめです。

この2か所は巡行の初めと終わり2回ずつ見ることが出来ます。鶏鉾と菊水鉾が6回、その他の山と鉾はそれぞれ4回辻回しを行います。最前列をキープするなら巡行開始の1時間前には行けばキープできそうですが、人気スポットはもっと早い時間に行かないといい場所を取るのは難しそうです。

巡行の間道路は車両・歩行者ともに通行止めとなり車道には出られないのですが、立ち入り解禁になると人がなだれ込むので、押されて転ぶようなことが無いよう、歩きやすいスニーカーやバレエシューズなどかかとの低い靴で行くのが好ましいでしょう。

目玉はやはり前祭の宵山と17日の山鉾巡行です。この時期は京都市内のホテルはどこも満室になってしまいます。そこでおすすめなのは24日の花傘巡行です。

17日に行われる山鉾巡行は女人禁制ですがこちらの花傘巡行は子供や女性がメーンの華やかな行列となります。12時ころに八坂神社に山鉾が戻ってきます、到着した順番で舞殿では芸子さんたちの舞などを見ることができます。

花傘巡行のルート
祇園石段下⇒四条寺町⇒寺町御池⇒河原町御池⇒四条河原町⇒八坂神社

花傘巡行は元々前祭と後祭が一本化された昭和41年、後祭の行事が無くなったためはじまりました。現在の山鉾巡行の形になる前の祇園祭の様式が取り入れられていて、傘鉾10基前後・子供神輿・獅子舞・祇園太鼓・馬長稚児・鷺踊(さぎおどり)・万灯踊り・久世六斎・祇園囃子・花街の舞踏・京都織物卸商業組合など約1000人が練り歩く行列です。

巡行後の12時30分頃から八坂神社で行われる舞踊奉納には花街である宮川町・祇園甲部・千斗町・祇園東から選出された2つの花街が参加します。また京都織物卸商業組合の織商鉾にはミスきもの、準ミスきものに選ばれた30名の女性が花傘として、古代から平安の装束をまとい搭乗します。

こちらの動画で2015年の花傘巡行の様子を確認することが出来ます。山鉾巡行の様な派手さや荒々しさは無いですが観覧客も多すぎずゆっくりと観覧が出来ます。色とりどりの花で飾られた鉾や花傘の方たちは非常に華やかですよ。

この祇園祭の最も目を引く見どころは、山鉾巡行での辻回しと呼ばれる鉾の交差点での方向転換です。

鉾は構造上、方向転換ができないために、路面に青竹を敷き、それに水を掛けて車輪を滑らせて向きを変えています。

くじ取らずの長刀鉾なぎなたぼこ)を先頭に、「動く美術館」とも呼ばれる23基の山鉾が厳かに動き始めます。

午前9時すぎに四条通堺町で巡行順を確認する「くじ改め」が京都市長によって行われ、

午前9時20分ごろ四条麩屋町長刀鉾の稚児が四条通を横切るしめ縄を斬る「注連縄(しめなわ)切り」と巡行していきます。

山鉾巡行の最大の見どころは、

9時35分ごろの四条河原町河原町通りを北上し、以北は祗園囃子の調子が変わります)、

10時15分ごろの河原町御池(御池通を西に)、

11時25分ごろの新町御池(長刀鉾の稚児は鉾から降りますが、穴場ポイント)での左に90°回る「辻回し」です。

山鉾(やまぼこ)とは?
祇園祭に出る山車(だし)のこと。
大きく2種類に分けられて、真木と呼ばれる飾りが天に向かって伸びる『鉾』。真木に松の木を用いる『山』があり、両方を合わせて『山鉾』といいます。

20基を超える山鉾が並んで巡行する姿は壮大です。

最初にも紹介しましたが辻回しは必ず見てほしいポイ